理事長鶴岡 近況報告
自立への 歩み思えば 大勢の
支えがありき 今日まで生きる
むらさき(2024年10月)
「体験ひかる」 理事長 鶴岡和代
2022-04-01
みなさんお元気でしょうか。
コロナの感染拡大も落ち着いたり増えたりしながら
第6波が来るというようなニュースもあります。
たいとうでも現実にコロナになった人とか濃厚接触者になった人とか
増えたり減ったりしています。
さて、今日は3月11日。
11年前に大震災があった日です。
みなさんも驚いたと思いますが、
東北に住んでいる人や実家が東北にある人は忘れられない1日となったと思います。
私は震災をテレビで観る以外に傍に行ったわけではないので、
津波の後の街並みの悲しみは映像で観ることでしかわかりません。
今日もいろんな番組で震災の様子をやっています。
東北の障害当事者の人たちは今どうしているんだろうかと想像していますが、
11年経っても復興はまだまだのようです。
3月10日は東京大空襲が昭和19年にあった日です。
昨日もテレビのニュースで空襲の様子などを報道していました。
私はまだ生まれていないときだったのでほとんど実感がありませんでしたが、
浅草の焼け跡が大変な様子を映し出していました。
3月はお花見の季節です。
桜の開花もここ1週間報道されています。
私は10代の頃親と弟と一緒に皇居のお堀の桜並木を見に行ったことがあります。
桜並木のトンネルで風が吹くと花びらが舞ってとてもきれいでした。
みなさんもお花見に行きたいと思いますが、
まん延防止等重点措置が3月21日まで発令されているのであまり外には出られないですよね。
桜が咲いているなと思いながら桜餅や道明寺を食べたりするのもいいと思います。
一人ひとり楽しみが違うのでこの3月楽しんで過ごしてもらえるよう祈っています。
ロシアとウクライナの紛争もある中で自分の楽しみを見つけて
感染症にかからないように過ごしてもらえたらと思っています。
「想い出あふれ」 理事長 鶴岡和代
2022-03-01
節分も過ぎて暦の上では立春です。
まだこれからも寒い日が多いと思います。
オミクロン株のコロナは毎日毎日感染者が多くなって、
また緊急事態宣言が発出されそうな勢いです。
たいとうのみなさんの中にも感染者や濃厚接触者が出たため、
防護服を着たりして介助にあたっています。
大変だなと思うのと同時に宇宙人みたいで笑っちゃいそうになります。
さて、話は変わりますが、私は12月12日にひさしぶりに友だちに会いました。
40年近くの友だちですが、私が呼吸器をつけたりして会えなかった時期があります。
彼女は私に会うなり「久しぶりだね。元気そうでよかったよ。」と言ってくれました。
実は私の中では呼吸器をつけてから友だちに会うのは初めてでした。
呼吸器を付けてから4年経つけど呼吸器をつけている自分はなかなか受け入れられなくて、
人に会うのは結構気にしている気持ちがあります。
でも、その友だちと会って
自分の気にしていることなんて針の穴のようなんだと気づきました。
友だちとは長い話はできなかったけど、
色々なことを思い出しとっても嬉しい気分になりました。
また会おうねと言って別れたけど、コロナの感染状況で外に出ることが難しい今、
また遠のいちゃうなと思って毎日を過ごしています。
みなさんはそんな経験はありますか。
「豊かに膨らます」 理事長 鶴岡和代
2022-02-01
2022年が明けて早半月が経ちます。
皆さんお元気でしょうか。
コロナの感染も落ち着いて良かったなと思ったら、
オミクロン感染が増えてまた緊急事態宣言になりそうな様子です。
今年こそは出掛けられるかと思ったのですが、
また緊急事態宣言で思うように外に行けなくなりそうな感じです。
私は今年の7月で72歳になります。
寅年生まれで周りからは強い人だと言われるけど、弱い面もたくさんあります。
特にこの4年、体力が落ちたのと呼吸器を付けるようになったので、
余計に強い鶴さんではなくなったように思います。
自分が72歳になるなんて信じ難い想いです。
芸能人や有名人が60代、70代を迎えた姿は若いけど、もうそんな年なんだと考えると、
自分も同じだろうなと思っています。
鏡を見ない生活なので自分の姿がどのようなのか想像でしかないけれど、
年は年なんだろうなと思っています。
この72年間、色々なことがあって、色々な体験をし、
色々なところに遊びに行ったりしたこともあって、
それを思い出すとすごい豊かな体験だったなと思います。
自分の生きてきた年月を思い返すと、いろんな人に恵まれて、
いろんな人からいろんなことを教わって今があるんだなと思う毎日です。
歌い手の橋幸夫さんが『徹子の部屋』に出ていて、来年で80歳になると言っていました。
声も出にくくなったので、歌い手は引退して大学に通って書道の勉強をするそうです。
そんな話を聞きながら、私はあとこれからどのように暮らしていこうかなと思っています。
今回は自分のことになってしまいましたが、皆さんもそういうことを考えたことはありますか。
これからも多くの人に支えられて、いろんなことを学ばせてもらい、体験しながら、
日々の暮らしを豊かにしていくんだろうなと思いつつ、元気でいたいと思っています。
「陽のあたたかさを」 理事長 鶴岡和代
2022-01-01
2022年穏やかに迎えられていかがお過ごしでしょうか。
昨年は、天災も多く様々な事に皆さんそれぞれ色々な想いを持ったと思います。
当法人として皆さんに十分な手助けができたか想い巡らすことがありますが、
昨年同様、本年もどうぞ宜しくお願い致します。
スタッフ一同一丸となって皆さんのお手伝いが出来たらと思っています。
さて、今年は、日々穏やかに過ごせたらと思っています。
私達が暮らす中で、楽しみにしているお出かけも、十分に味わえたらと思います。
感染症も落ち着いて出かけたいところに行ける事が一番うれしいですよね。
気持ちだけでも穏やかにそして楽しく、元気で過ごせる一年にしたいと思います。
皆さんそれぞれ目標をもって元気で過ごせる一年を願い、想っています。
「この一年」 理事長 鶴岡和代
2021-12-01
令和3年もあと一か月で新しい年になります。
皆さんお元気でお過ごしでしょうか。
この原稿を書いているのは11月12日です。
私は、11月10日に、往診の先生によってインフルエンザワクチンを注射しました。
特に体調面では副反応のようなものはありません。
今秋から寒くなるようで、風邪に気をつけなければなりません。
皆さんもインフルエンザのワクチンを打っていますか?
さて、この一年は、台風や大雨による水害もあり、地震もあって私は夜中に起こされました。
何事もなかったのは良かったです。
そして毎日毎日のコロナの感染状況がテレビのニュースで発表され、
緊急事態宣言も解除されては、また緊急事態宣言になり、
心配や不安な毎日を過ごした人も多いのではないでしょうか。
介助者と話をしていると、飲みに行ったり、友達と食事をしたり、
遊びに行ったりすることがほどんど減って、
家にいるばかりで、楽しみってなんだろうなと言っていました。
私も出かけようと思う気持ちは薄れていて、
楽しみはと言ったらテレビのいろんな番組を見ることです。
色んなことを吸収しようと思って見ていますが、
なかなかすぐに、右から聞いて左から逃げて行くような感じで、身になっていません。
でも令和三年という一年は確かに生きてきたし、今もこうして生きている。
楽しみはいっぱい目の前に転がっているけど、それを受け取るのは人それぞれだと思う。
来年はもっと散歩に行けたり遊びとか買い物に行けたらいいなって思います。
皆さんはこの一年どのように思って過ごしていましたか。