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理事長鶴岡 近況報告

「難しさ知る」   理事長 鶴岡和代

2024-03-01
立春を過ぎたけど寒い日が続いています。
みなさんお元気でしょうか。
令和6年を迎えて2ヶ月になりますが、今年の目標は進んでいますか。

元日に起きた地震で能登半島はいまだに余震が続いていて日常がいつ戻ってくるのかとニュースを観ていて心が痛みます。
障がいを持った仲間のみなさんもどうやって暮らしているのかと想像しています。
東京にあのような地震が起きたら私は生きていられるのかと思い巡らす毎日です。

さて、介助者とともに暮らしている私は介助者の使う言葉を使わないとコミュニケーションが難しくなります。
介助者によっては私が使わない言葉を使っていて、その言葉で伝えようと思うと私が伝えづらいということもあります。
あいうえおのサ行とハ行はとても言いづらいです。
そして、人工喉頭でしゃべるので尚更介助者に伝わりづらい又は誤解して聞こえてしまうので難しいなと思う毎日です。
この文章では具体的な言葉だと問題があるので書きませんが、言語障害がない人同士や健常者同士でも誤解して聞こえてしまうことはありますか。
タイミングよく言えない私は誤解されてスムーズにいかないことがよくあります。
「背中さすって」と言ったのが「痰吸引」と思われて大丈夫と思われたことがあります。
呼吸器が反応して音が鳴ると呼吸器の音で頼もうとしていたことが頼めなくて背中が痛いままのことも多いです。
きっとみなさんもそのような経験もあると思いますが、言語障害がない人同士だともうちょっとスムーズにいくのかなと思えてしまいます。

そんな毎日を送りながら日本語の難しさを改めて知る思いです。

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