理事長鶴岡 近況報告
「おむすびの味」 理事長 鶴岡和代
2023-04-01
日に日に春めいて桜のつぼみも膨らんで、
3月半ばには花びらが一斉に咲くようなニュースを聞きました。
みなさんはいかがでしょうか。
新型コロナは下火になりつつもありますが、インフルエンザも拡がっているようです。
お互いに気を付けて過ごしていきましょう。
さて、雛祭りはみなさんいかがでしたでしょうか。
私は近くの魚屋さんで海鮮丼を買って食べました。
私は昭和25年生まれで、生まれつき脳性マヒだったため
病院通いでお雛さまを買うお金もなかったそうです。
また、家も狭かったのでお雛様を飾るスペースもなかったです。
雛祭りには、母が桜でんぶのおむすびと茶色のでんぶのおむすびに薄焼き卵を覆わせて、
人参でお内裏さまの笏とお雛さまの扇を挿し込んで、頭はうずらの卵、髪の毛と目は海苔、
口元は紅しょうがの紅で、紅白のかまぼこを重ねて作ってくれたのをよく覚えています。
その頃は卵とお砂糖は貴重だったので、甘いものを食べるというのがとても嬉しかったです。
今年食べた海鮮丼も美味しかったけれど、
手作りの雛むすびも倍以上に美味しかったのを覚えています。
70代前後の人でないとこの美味しさは分からないかもしれませんね。
26歳のときに初めて両親がガラスケースに入ったお雛さまを買ってくれました。
人によっても違うかもしれませんが、
お雛さまがあるというのは女の子にとってとても嬉しいことです。
現代は変わり雛が色々あって昔ながらのお雛さまじゃない人もいるかもしれません。
皆さんはお雛さまを楽しんだでしょうか。
子どもを持つ親御さんは雛人形を飾るのも年中行事のひとつで楽しみかもしれませんね。
今年はお花見も楽しめそうで、皆さん色々楽しみましょう。