本文へ移動

理事長鶴岡 近況報告

「自立と保障」   理事長 鶴岡和代

2024-11-01
10月に入って夏みたいな暑い日があって、熱中症で倒れる人もいるようです。
半ばになってやっと秋が来たような最低気温が18℃温度差の中で私たちは暮らしています。
みなさんお元気でしょうか。
私は湿気が多くて息苦しい感じです。
さて、先月号にも書いたボランティアが来て自立生活が始まった話です。
先月号ではリーダー格のボランティアの人の名前は書きませんでしたが、たかのみきこ(漢字は分からない)さんといいます。
そのたかのさんが180名くらいのボランティアをまとめてシフトを作り、24時間の介助をできるように頑張ってくれました。
新しいボランティアも私と一緒に探し求め、色々な学校へ訪ねてはチラシ配りをしました。
近所のポストにもチラシを配って介助者探しをしました。
当時は、ボランティアをするなら学校の授業に出なくても出席扱いになっていました。
だからこそ、ボランティアによって支えられて暮らせていたのです。
このような暮らしをする中でもっと安定した介助を受けられないかと思い、台東区・東京都・厚生省に交渉に行き、私たちの介助を安定してできるように声を張り上げて訴えてきました。
ボランティアではなく介助者として生活が成り立つように大勢の仲間たちと介助の必要性を訴え続けてきました。
そうして現在のような介助制度が作られたのです。
介助者として働く人の給料も保障されてきました。
それによって支援の在り方と給料保障という問題で視点と論点がかみ合わないような感じになっています。
支援の在り方も見方によっては食い違って私たちの暮らしボランティア時代とは変わってきているところがあります。
TSTの介助者のみなさんはどう思われますか。
まだまだ私たちが声を上げないと介護保障は下がっていくような感じがします。
国会では総理大臣が誰になるか選挙になります。
総理大臣が変わると制度も変わってきます。
私たち当事者や介助者にとっては大きな問題です。
みなさんも考えてみましょう。
0
2
9
0
9
8
特定非営利活動法人
トータルサポートたいとう
〒110-0012
東京都台東区竜泉3-19-7
TEL.03-5824-2480
FAX.03-5824-2485
TOPへ戻る