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理事長鶴岡 近況報告

「毎日が学び」   理事長 鶴岡和代

2023-10-01
9月になっても猛暑続きの毎日と台風が何回も来て外回りの介助者は大変だと思います。
訪問看護の看護師も雨の中大変だと言っていました。
気圧によって体調が変化する人もいると思います。
みなさんは体調は大丈夫でしょうか。

さて、前回に続き、自立生活の色んなことを教えてくれた師匠についてお話します。
師匠は男性で健常者の人と結婚していて子どももいました。
その頃は小学生だったと思いますが、子どもさんを学童に迎えに行ったりするのを私もついて行ったりしていました。
障がいがあってもお父さんとして子育てに関わるんだなと思ってびっくりしたのを覚えています。

介助者との関係も師匠は喜怒哀楽を表して自分の感情を伝えていました。
きつい言葉で言ったりすることもあるけれど、そのあとは笑ってその場を和ませていました。
私も介助者と行き詰まっちゃうことがありますが、師匠のようにその場を和ますことは未だもってできていないです。
私の場合は、喜怒哀楽を表すのがどうしても言葉を言うだけになっちゃって雰囲気を和らげるまでいかないです。
毎日悩んだり、ときには悲しくなったりすることもあります。

当時、自立生活センターはなかったけど、師匠や周りの先輩方に色々教わって自分なりに学んできました。
昭和の時代と令和の時代の今は福祉制度の違いがあり、難しいなと思う時があります。
自立生活センターたいとうは25年くらい経っているけれど、なかなか私がしっかりしないこともあって頑張らなきゃなと最近思っています。
自立生活センターたいとうにも置いてある新田勲の『愛雪――ある全身性重度障害者のいのちの物語』という本があります。
それを読むと私が伝えていることが少しは分かると思います。
みなさんもぜひ読んでみてください。


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