理事長鶴岡 近況報告
「心の広さ」 理事長 鶴岡和代
2020-06-30
前稿で、TSTとCILの理念について書いたと思います。
介助者の2人から、利用者との関係についてお話がありました。
詳しくは書けないので、申し訳ありません。
2人から言われたのは、鶴岡さんが考えている理念が分かっていないという事です。
CILの理念をモットーにして、介助派遣をTSTに移行するような形で組織を別にしました。
障害者自立支援法という国の制度が変わったので立ち上げなければならなかった。
時代の流れもありました。
私たちと介助者が共に生きる介助派遣の社会を創りたいと思って無我夢中でした。
そして私は「健常者なんかに負けない」という想いも強くありました。
CILの仲間と親しく関わることもなく、意見も交わさない時もありました。
CILのピアカウンセリングや自立生活プログラムと連動しないと、
望む暮らしを切り開き共に生きることは難しいのです。
心の中では分かっていながら、未だできない現実です。
テレビのニュースやコンサート、歌舞伎を観に行っては多くのヒントをもらいました。
実現していこうと思った時、私の体は衰えてきて今に至っています。
医療行為が多くある私は、介助者側が機械を見ながら吸引をしてもらわなければならない状態です。
今になって振り返ると、聴き入る心の広さが狭かったのだなと想う毎日です。
介助者の皆さんの方が、TSTの理念に合っているような人も多いと思います。
想うことが沢山あり過ぎて、まとまらないです。
ご意見、ご指導がありましたら、宜しくお願いします。