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理事長鶴岡 近況報告

理事長鶴岡の近況報告(23)   副理事長 宮尾正基

2020-01-24
オンタイムなのでおそらく関係者には分かってしまうかも知れないが、
やはり「支援者として問題視すべきこと」なので書き綴ってみる。
 
先日某利用者が施設入所する事となった。
この通信紙が発行される頃にはおそらく入所していることだろう。
某区某GH入居者で当法人としては外出等一部しか関わっていない方ではあった。
だから、そんなに気にすることではない、よくあること、そんなふうに云う内外の人達もいる。
それはそうなのかもしれないが、そうゆうことを云っているのではなく、
「本人の知らないところで本人に思いっきり関係する物事が崩れ始め・
やはり崩れ・修復方法が絡まり・時間に追われ適当な形の応急処置がされる」ということを云いたい。
たまたまその裏方を詳しく見ていた故にその悲惨さを強く感じた。
 
何度か鶴岡さんから、かつてやむなく施設に入った時の無念さを聞いた事がある。
その時を知る鶴岡さんの旧友とその時の事を話す鶴岡さんの姿は何か近づけないものがあった。 
我々は、「自立した人」や「これから自立する人」に関わる事が圧倒的に多い。
しかし、「施設に行かせてしまった」経験は意外と少ない。
少ないというは良いことなのだろうが、今関わっている自立生活者の支援の尊さを深めて欲しいのだ。
上記の例を誰も怒らないのが哀しい。
しょうがない、と皆は受け入れている。
そんなものなのかな? そして次の利用者に気持ちを切り替えそのことは忘れ去るのかな。
利用者は単なる仕事の媒体なのか? いやいや、そうではないはず!(でありたい)
いちいち泣きたいし、いちいち怒りたい、そしていちいち笑いたい。
 
時代は変わる。ヤバイ気配も感じる。
おそらく、そろそろ、次のステップに行かなくっちゃならないんだろう。
みんなで考えよう。そして築き・創ろう
 
  ※各コメントは、逐語ではなく多少装飾しています。
 
 
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