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理事長鶴岡 近況報告

「喜怒哀楽涙」   理事長 鶴岡和代

2022-11-01
涼しくなって秋めいてきました。
みなさんお元気でしょうか。
新型コロナの感染状況も高止まりでこれからはインフルエンザも気を付けなければなりません。
お互いに体調を整えて感染しないように気を付けましょう。

さて、年齢を重ねていくと介助者も私たちも体の機能が変わってきます。
私たちは障害がある故に筋力の低下や二次障害が発生します。
私のことでいえば、35歳のときに首の骨の圧迫で急に歩けなくなり、
今まで自分でできていたこともできなくなって両親に介助してもらうことが多くなりました。
その後、山梨にある入所施設に入居して、そこが暮らしの場所になりました。
でも生活指導の職員に励まされて自立の道を辿ることになりました。
守る会のみなさんに助けられて大勢のボランティアも集めて
介助制度も少ない中で自立生活が始まりました。

その後も機能低下が進んできて、電動車いすで移動ができたのにできなくなり、
介助の軽減のためにリフトをつけたり介助のやり方を変えたり、
そして今人工呼吸器をつける私になりました。

振り返れば、何度も介助者と喜怒哀楽の感情をぶつけながら涙した日もありました。
現在も、呼吸器をつけている私は、カニューレ交換やたん吸引のときなど苦しいことがあります。
介助のやり方も介助者の体調に合わせることもあります。
暮らしの中で私は喜怒哀楽が激しいので介助する側も大変だろうと思います。
みなさんの中にも色々な想いを持って私たちと接していると思います。
お互いに寄り添う関係になれたらと思う毎日です。


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