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理事長鶴岡 近況報告

理事長鶴岡の近況報告(2)   副理事長 宮尾正基

2018-02-22
2月22日、手術はあまりにもあっけなく終わった。入院している病床その場で執り行われ、その時間僅か1時間程度。
「経官栄養」に加え「器官切開」というこれまでと違う姿となってしまった鶴岡サン…。
そして、これもまたあっけなく、手術を無事終えた「日本医科大学付属病院(日医大)」はお役御免で、次の転院先の話に…。まぁ「救急病棟」だから…。
「ご希望の病院はありますか?」と問われるが情報量不足で返答に困る…。日医大側からは、「亀有中央病院」が第一候補としてあがる。「提携している」「日医大から担当医師が出向する」との言葉に未来を託し、頷く。
しかし、そこからしばしベットの空き待ち状態が続いた。
2月27日。病院から宮尾宛に連絡がきた。「明日ベットが空きますがどうしますか?」と。考える間もなく頷き、即日転院へ。
3月7日。亀有中央病院にて医療機関との診療方針会議に出席。日医大からの出向医師らも交え。
これまでの鶴岡サンの暮らし方、及び、これからの『在宅に戻る』という方針をハッキリと伝え、理解を即す。こじんまりとはしているが、好印象な病院。しかしながら、在宅医療ケアに関しては、反対こそはしないがかなり慎重…。とにかくあまり情報がないようで、我々の話を「へぇ~そうなんですか~」と終始驚いていた。ただ、医療サイドとしては、かなり勇み足なコメント…。それを返す我々の発言に対して、その都度その都度覚悟が問われているようだ。 
『在宅に戻る』方針で場は一致し、それに向けての準備を、と会議は一旦終了。鶴岡さんの顔を皆で見に行く。
医師曰く「理論上は声が出るはずがない」はずの鶴岡さんが「マイクとって!」と(驚!)。 そして介助者に指示…(驚愕!)。 「鶴岡さん!早く此処から自宅へ帰しますからね!」と。鶴岡サン「はい!」と聞き取りやすい「言葉」で返してくれた。
あなたは、やはり先駆者ですね! 周りをこんなに動かしてる。こんだけの人達を。
たぶん鶴岡サンはこんなふうに思ってるのかな!? 「宮尾、こんな重度になった私をどう支援する!? さぁ!?(苦笑)」 ってね。 「よっしゃ、やったろ~じゃんか!」って、またあなたはこんな感じで周りをその気にさせるんでしょ、きっと(笑)
さて、具体的な動き!
まずは、痰吸引の資格整備! 無論、鶴岡サンに関わる全スタッフに必要だ。 鶴岡さんは体調はほぼ回復したので、環境整備の段取りこそが事実上退院日へのカウントダウンになる。
その基礎情報収拾から実際の動きへ早速動く。
必要な資格の正式名称は「喀痰吸引等研修」。「第1号研修」「第2号研修」「第3号研修」と3種類に別れていて、今回は「特定の利用者のみ」該当の「第3号研修」。「9時間の基本研修」の後、「特定の利用者への」「実地研修」。つまり、今まさに入院している鶴岡サンへ「実地研修」。それら講習会に関しては、「さくら会」「訪問看護ステーションコスモス」が全面協力!そして「亀有中央病院」もバックアップ! この皆が一丸となって支援を整備していく疾走感というか躍動感というか、は、もはや感動的ですらある!
これもまた鶴岡マジックなのだろうか!?
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